冬将軍だか寒冷前線だか知りませんが、日中でも氷点下の日があと何日続くのでしょうか。そろそろ止めて欲しいです。
昨晩は夜勤で、帰り1時過ぎの気温は氷点下6℃。当然車も道路も完全に凍りついていました。
(さすがにこんな日にロードキルなんてないだろうな)と思いつつも、夜勤明けに直帰できない習性を持つため山側を遠回りして帰ります。
スリップが怖いので40kmくらいでゆっくりと。
したっけ、対向車線の路上にこんもりした塊が。
雪がうっすら積もっていますが、タヌキでした。
触れてみるとまだ柔らかく、ひっくり返したら湯気が立ち上りました。残念ながら頭を踏まれたようでグニョグニョ、ジャリジャリ…。
後続のトラックが来たため慌てて路肩に引きずり寄せましたが、今回も回収はせず山にお返し。野性動物の冬越しに活用してもらえれば幸いです。
こんな寒さでも活動している動物がいることがわかると同時に、こんな天候、道路状況でもロードキルが起こることもわかります。
路面が凍っている場合、低速で走っていても急にブレーキをかけたりハンドルきったりすることは非常に危険なので、タヌキに気付いても回避できなかったのかもしれません。
タヌキは犠牲になってしまいましたが、ドライバーも自身を守るためやむを得ず轢いてしまうこともあります。
自分のためにも、道路を利用する人や動物のためにも、安全運転の意識を常に心掛けて運転していきたいものです。
それでは、また。
*おまけ
夜間路上で写真を撮ったり遺体を回収したりするうえで一番怖いのは、他車との交通事故です。
というわけで最近購入しました。誘導灯。これを振り回したり腰にかけたりして、対向車・後続車に自分の存在をアピールしておきます。