スカベンジャーの標本部屋

本業は看護師ですが、趣味で動物骨格標本を作成しています。

旅行2日目

 旅先の朝の気温は0℃。

 なんか息苦しいなと感じて目が覚めて、見てみたらC-PAPのホースをマスクに繋げていませんでした。セッティング中に力尽きて寝てしまったようです…

 睡眠時無呼吸症候群の人はどこへ行くにもC-PAPという余計な荷物と共にする運命にあります。なのに使わなかったら運び損です。

 

 そして気付くと枕元に某和柄ファッション専門店の袋がありました。上には何やら手紙のようなものも。

妻からの誕生日プレゼントでした。

 

 この日は私の40歳の誕生日だったのですが、まさかこのタイミングでプレゼントがあるとは思っていなかったので驚きました。妻と娘からのお手紙も嬉しかったです。

今昔KON-JAKUのパーカーとロンT

 キツネをモチーフにしたデザインが特徴のブランドです。キツネ可愛い。

 

 さて、2日目は妻の希望で岩手サファリパークへ行ってきました。私も初めてです。

 自家用車で入ると傷付けられると聞いていたので、バスで園内を回ります。

トラとか

ラマとか

キリンはデカすぎて撮れない

 

 草食動物はバスからエサやりもできるとあって、娘は恐がりつつも楽しみながらエサをあげていました。

 

 恐竜もいました。

ディノニクス?

頸椎がどっか行った骨格

発泡スチロール製なんですね

昭和のイメージ

 

 ゾウに乗ったりエサやりしたりした後は、道路向かいの食堂で昼食を摂り、またウロウロ。

 

マーラーとか

カピバラとか

ペンギンとか

ケヅメリクガメとか

ライオンの頭骨とか

下顎の位置が気になりすぎる

角を見比べるコーナーもありましたが

(ムフロンの角、なんで骨ごとなんだ?)という所が気になるのは私だけなんでしょうね。 

 

 写真を撮っていませんが、他にもボールパイソンやコンゴウインコ、ワオキツネザルなどエキゾチックアニマルが沢山いました。

 

 サファリパークという生体展示方法やエサやり、ゾウに乗るイベントなどに関しては動物福祉の観点などから全肯定することはできませんが、親としては「娘には生き物に興味関心を持ってもらいたい」という考えもあります。

 幼いうちから様々な体験を通して五感で生物のことを知り、その上で動物福祉、生物多様性環境保護などの概念を理解できる年になってから生物との望ましい関わり方、どういう行動をするべきかを考えられたらいいなと思っています。私自身も幼い頃には手当たり次第に何かしら捕まえては飼育を試みて多くの命を奪ってきたので、偉そうなことは言えませんし。

 

 言い訳は置いといて。

 この後は帰りたがらずにグズる娘をおやつで釣ってチャイルドシートに座らせて帰宅しました。一関から盛岡までは結構距離があるので、あまりゆっくりしてられないのです。

 

 この2日間で発見したロードキルは8個体。内訳は以下の通りです。

 カラス3、タヌキ2、イタチ1、不明2

 タヌキ1頭以外は全て高速道路でした。家族と一緒の時は拾わないことにしているし、そもそも高速道路では回収不可能なので全て見送るしかありません。

 

 運転は疲れましたが妻と娘が喜んでくれたし、自分も楽しんでこれたので良い2日間でした。

 夕飯は残ってた肉じゃがの汁で白菜と椎茸、豚バラを煮込んだやつにうどんを突っ込んだ雑料理で締め。娘を寝かしつけつつ先に寝る悪い父親の姿を見せつけてやりましたよ。

 

 それでは、また。

 

*おまけ

ゾウに向かう妻子を盗撮