Twitterを通して知り合った方よりアライグマを頂きました。まだ若く、骨の表面はサラサラした触感で、骨端も骨盤もバラバラ。頭は辛うじて繋がっていました。
除肉済みでほぼ完成状態でしたが、しばらく水に浸けておき、昨日から1日乾燥させてみました。
表面に茶色い染みがチラホラ見えます。
濡れていると分かりにくいですが、乾燥させると残っている有機物が視認できます。死蝋もあります。死蝋は手作業で除去するとして、染みの部分は放置するとカビが生えるので何とかしなければなりません。
とりあえずポリデント浸け。キムワイプで落し蓋をしておきます。
これでどれほど取れるかわかりませんが、ダメだったらまた手を考えましょう。
若い個体は成体より骨を繋ぐ作業が増えますが、貴重な標本なので組み立てが楽しみです。鬼門は趾と足根骨。
今日はそれだけ。
それでは、また。
*おまけ
水浸け中のネコ。この子も洗浄と脱脂待ちです。