いつも骨や動物の話ばかりしていますが、たまには真面目に働いていることをアピールするために、私の仕事にまつわるお話をさせていただきます。
私は精神科に勤務して13年目になります。
精神科って聴くと、特殊な病気だとか、変な人とか、あまり良いイメージを持たれない方が多いかと思います。でも、実際にはとても身近な病気であり、病気を持つ方々も症状に影響されていない部分では健康な方と何ら変わりのない一人の人間なのです。
病気によって苦しむ方々を支援するのが私達の仕事でありますが、その他にも精神疾患について多くの人に理解を深めてもらうための活動も行っております。
表題の『こころの日』もその活動の一環です。
精神科に勤務する看護師によって構成される日本精神科看護協会(私もその一員です)では、7月1日を『こころの日』として、市民を対象に、こころの健康の相談や、予防に関する情報提供、患者さんのアート作品の展示など、各都道府県で様々なイベントを開催しています。
ちなみに、岩手県では7月3日にアイーナにてイベントを開催します。
下記URLは当協会のホームページで、こころの日の説明や、精神疾患に関する情報が載っていますので、ぜひご覧ください。
http://www.jpna.jp/kokoronohi/
精神疾患は他人事ではありません。自分だけでなく、身近な人を救うためにも正しい知識をもって、異変に早く気付いて対処して欲しいと思います。
心身が健康でなければ、骨格標本作りも楽しめませんからね。
https://youtu.be/Vw0Ro7up6qE
YouTubeでも、身近な人の変化に気付くための動画を用意しています。
それでは、また。