今日は盛岡も35℃の猛暑日です。
この暑さで色んなものが腐りやすく、作業が進みますね。
実家で水浸けしていた子のうち、骨だけになったものを引き揚げてきました。まだ有機物が残っているものは香ばしい臭いを放っていますが、骨だけになれば気にならない程になります。
タヌキ全身
前回『解剖』した個体です。丁寧に除肉したのと、暑い時期に水に浸けたのが功を奏し、早く仕上がりました。やはり水温は大事。
タヌキ3頭骨と砕けたネコ頭骨
タヌキ1頭も割れています。もう1頭は屍蝋が多い。ネコは復元できる気がしない。タヌキの歯を装ったウジの死体が1匹紛れています。
水洗いし、新しいネットに入れ替え、仕上げは自宅へ連れ帰り処理していきます。あまり漂白しない派ですが、とりあえずオキシドールに漬けて、続きは明日考えます。
只今腐らせ中は、タヌキ、ハクビシン、キツネ、アナグマ、ウサギ。イノシシはもう良さそうですが、脱脂を兼ねてまだ放置してます。
ついでに、今回作業するにあたって導入したのが、『虫除けオニヤンマ』と『防虫ネット(付きの帽子)』。
腐らせ系の作業や屋外での遺体解体をしているとハエやアブ、スズメバチがちょっかいかけてくるので集中できないんですよね。
今日使ってみて、アブとハエは飛んでいましたが眼前には来なかったし、虫刺されもなく、快適に作業できました。オニヤンマは寄ってきたけど。
心配したほど視界は遮られず、細かい骨もきちんと見えました。
何でもっと早く使わなかったのか。今後外で作業する時の必須アイテムになりそうです。
それでは、また。